LGBT メモ

LGBT (Lesbian, Gay, Bisexuality, Transgender) 関連のことで、ボク自身の考えもまとめていこうとするページです。

同性愛と性別違和(性同一性障害)の違い

無理やり「式」に表わすとすると次のようになるでしょうか。

「体の性と心の性が同じで好きになるのが異性」という異性愛が多数派ですが、性別の感じ方は人それぞれ違っていてそれに当てはまらないこともあります。

性別を男女の2つとしても「体の性」「心の性」「好きになる性」と3種類あるので、2×2×2で8通りになります。 体の性別は男女の2つだけではありませんし、心の性別や好きになる性別には異性と同性のほかにも「どちらでもある」「どちらでもない」「中間」「その他」という場合もあるので、組み合わせはとても多くなります。

同性愛か性別違和(性同一性障害)かを考えるヒント

心の性質(タイプ)みたいなものは、LGBTかどうかにかかわらず、一人一人が違うものだと思います。

恋愛対象では、ほかにも両性愛やAセクシャル(無性愛)などがあります。

「同性愛か性別違和か」を考えるとき、自分の体の性別をどう感じているかというのが大きな手がかりになると思います。

外見、男らしさ女らしさ、恋愛相手の性別のことは置いておきます。 それで、自分に生理的な不快感があるかどうか一過性なのか持続性なのかどうかということがポイントのように思えます。

例えば、暑さや寒さの不快感に似ています。 「なぜ不快なのか?」ということを言葉で説明するのが難しいです。

暑い時には半袖、寒い時には長袖を着たいというのは、そちらの方が快適だからです。 異性装とされる服の方が不快感が減るのもそれと似ています。 何色のどんなデザインが好きというところまでいけば趣味になるとは思いますが。

まわりの人すべてに理解されることで解決できることもありますが、それで自分の体に感じる不快感がなくなるわけではありません。 「あなたが暑い(寒い)のは十分理解しました。涼しく(暖かく)なって下さい」とみんなから思われたとして、それで本当に不快感がなくなるのかを考えるとわかりやすいと思います。

ただ、その気持ちはとてもうれしいです。 絶望の淵から戻ってこられる力もあると思います。

自分の心をより深く理解して、より良く過ごせる方法を見つけていきたいと思います。

誤解されやすいこと

LGBTに対するイメージが、おネエ系と言われる芸能人のイメージと同じになりやすい。 身近にいることが少なかったり、いたとしても気づかなかったりするからかもしれない。 でも、一般の人と一般の芸能人との平均的な特徴が違うように、一般のLGBTとおネエ系な芸能人も違う。

また、同性愛の人は「同性なら誰でも良い」と思われやすいようだ。 でも、恋愛対象の性別だったとしても好きなタイプみたいなものがあるはずで、それは異性愛とか同性愛とかに関係ないものだ。

ボクは「友だち」も「家族」みたいなものだと感じているし、社会で完全に「一人」という状態になる方のがかえって難しいと思っている。 Aセクシャルということでも受け入れてくれる奇特な人がいたら、もちろん「友だち」になりたいと思う。

Wikipedia での解説

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